謹賀新年 2022年も良い作品と出会える1年になりますように(2021年12月読書レポート)
2021年12月読書リスト
- 2020年の恋人たち /島本 理生
- カード・ウォッチャー /石持 浅海
- わたしの本の空白は /近藤 史恵
- 罪人よやすらかに眠れ /石持 浅海
- 貴方のために綴る18の物語 /岡崎 琢磨
- 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 /若林 正恭
- Butterfly World 最後の六日間 /岡崎 琢磨
- 老人と海 /ヘミングウェイ
- 百花 /川村 元気
お気に入り作品3選
表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
前作『社会人大学人見知り学部卒業見込』から約4年ぶり、新作の舞台はキューバ!航空券予約サイトで見つけた、たった1席の空席。何者かに背中を押されたかのように2016年夏、ひとりキューバへと旅立った。慣れない葉巻をくわえ、芸人としてカストロの演説に想いを馳せる。キューバはよかった。そんな旅エッセイでは終わらない。若林節を堪能できる新作オール書き下ろし!
そうか
キューバに行ったのではなく
東京に色を与えに行ったのか。
だけど、この街はまたすぐに灰色になる。
キューバに行ったのではなく
東京に色を与えに行ったのか。
だけど、この街はまたすぐに灰色になる。
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2020年の恋人たち
出会って別れて、また出会って―あと死ぬまでに何度繰り返すのだろう。ワインバーを営んでいた母が、突然の事故死。落ち着く間もなく、店を引き継ぐかどうか、前原葵は選択を迫られる。同棲しているのに会話がない恋人の港、母の店の常連客だった幸村、店を手伝ってもらうことになった松尾、試飲会で知り合った瀬名、そして…。めまぐるしく変化する日常と関係性のなかで、葵の心は揺れ動いていく―。
多くの若い女性にとっての恋愛の縮図のような小説になったのではないか
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百花
大晦日、実家に帰ると母がいなかった。息子の泉は、夜の公園でブランコに乗った母・百合子を見つける。それは母が息子を忘れていく、始まりの日だった。認知症と診断され、徐々に息子を忘れていく母を介護しながら、泉は母との思い出を蘇らせていく。ふたりで生きてきた親子には、どうしても消し去ることができない“事件”があった。母の記憶が失われていくなかで、泉は思い出す。あのとき「一度、母を失った」ことを。泉は封印されていた過去に、手をのばす―。現代において、失われていくもの、残り続けるものとは何か。すべてを忘れていく母が、思い出させてくれたこととは何か。
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おわりに 今月のオーディオブックから一言

「永遠に生きると思って食事を管理しろ」「睡眠時間を死ぬ気で確保しろ」「悪いことは言わないからとりあえず運動しろ」

睡眠、栄養、運動がすべて
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