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    秋の夜長にアガサ・クリスティ

    今年はデビュー100周年の記念の年ですから。アガサ・クリスティの魅力を再確認しました。


    アガサ・クリスティ デビュー100周年&生誕130周年記念!!新訳本3冊を堪能

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    2020年は作家アガサ・クリスティーのデビュー100周年&生誕130周年にあたる記念の年です。そこで、早川書房のクリスティー文庫から、新訳版が6作刊行。すでに読了していた、予告殺人とナイルに死す以外の3作を今月読破しました。

    • 5月 『予告殺人』 羽田詩津子訳
    • 6月 『雲をつかむ死』田中一江訳
    • 7月 『メソポタミヤの殺人』田村義進訳
    • 8月 『ポケットにライ麦を』山本やよい訳
    • 9月 『ナイルに死す』黒原敏行訳
    • 10月 『葬儀を終えて』加賀山卓朗訳

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    メソポタミヤの殺人

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    どちらかと言うとマープル派だった私は、ポアロシリーズについては「オリエント急行」と「ナイルに死す」しか経験していない完全な初心者です。

    今回のメソポタミヤの殺人は、ポアロシリーズ。中近東を舞台にした、実に興味深い事件でした。

    考古学者と再婚したルイーズの元に死んだはずの先夫から脅迫状が舞い込んだ。さらに彼女は寝室で奇怪な人物を見たと周囲に訴える。だが、それらは不可思議な殺人事件の序曲にすぎなかった…過去から襲いくる悪夢の正体をポアロは暴けるか?幻想的な味わいをもつ中近東を舞台にした作品の最高傑作、新訳で登場。

    何と言ってもポアロ作品の山場。ラストに全員をひとつの場所に集めての謎解き。今作もそのワクワクを楽しめました。残念ながら自分では全く真相にたどり着いていなかったけれど。

    ポアロがこの事件の後に帰国の途中、オリエント急行であの有名な事件に遭遇することになった、と言う記載には、思わず笑ってしまいました。

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    雲をつかむ死

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    こちらもポアロシリーズから。この作品は、これまでに読んだものと違い、まず最初に事件が起きるのです。そこからスタート。

    パリからロンドンに向かう飛行機のなかで、金貸し業を営む女性が変死体で発見された。その首には蜂に刺されたような傷があったが、偶然乗り合わせたポアロは、床から人工の毒針を拾い上げる。衆人環視の客室内で、誰がいつ、どうやって犯行に及んだのか?大空の密室を舞台とした不可解な事件にポアロが挑む。

    これまでは事件が起きるまでに、それぞれのキャラクターに関してのくだりや相関関係などが描かれるものばかりでしたが、今作のように最初に事件発生、という2時間ドラマ的展開もなかなか面白かった。

    たった4作品では、まだまだポアロを語ることは出来ないけれど、映画やドラマで観るポアロよりも活字で読む方がどれだけ楽しいか、と言うことに気がつきました。映像の中のポアロの、あの独特な喋り方が苦手でした。だけど、作品の中のポアロは、まさに切れ者と言った印象です。

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    ポケットにライ麦を

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    3作目は、ミス・マープルシリーズ。こちらは、イギリスの方々からも評価の高い作品だそうです。

    会社社長が何者かに毒殺された。遺体のポケットにはなぜかライ麦が。それは、恐るべき連続見立て殺人の端緒だった。さらに社長宅のメイドが洗濯ばさみで鼻をつままれた絞殺死体で発見される。彼女を知るミス・マープルは義憤に駆られ、犯人探しに乗り出す!新訳で贈る、マザー・グースに材を取った中期の傑作。

    ミス・マープルお久しぶりです、と思わず挨拶したくなりました。この独特なおせっかいイギリスマダムキャラに、親しみを覚えます。ただのマダム、では止まらない鋭さも健在。

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    マープルにしてもポアロにしても、全く現実味のないシチュエーションだからこそ、楽しい。自分に置き換えたり、感情移入したり、そうした余計なストレスが一切かからずに作品の中に入っていける。それがアガサ・クリスティに没頭出来る理由かな、と思う。

    秋の夜長とアガサ・クリスティ。 最高に楽しい時間の使い方です。

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    今月読んだ本

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    • メソポタミヤの殺人 /アガサ クリスティー
    • 雲をつかむ死〔新訳版〕/アガサ クリスティー

    • 彼女は一人で歩くのか? /森 博嗣

    • 慟哭 /貫井 徳郎

    • 魔法の色を知っているか? /森 博嗣

    • ポケットにライ麦を /アガサ クリスティー

    • 癒し屋キリコの約束 /森沢 明夫

    • 風は青海を渡るのか? /森 博嗣

    • ハーメルンの誘拐魔 /中山 七里

    9冊


    おわりに 今月のオーディオブックから一言


    ▶▶勝間式超コントロール思考 著者勝間和代

    『お金と時間を効率的に使いながら自分のイメージ通りに人生を動かすスキル』

    それが勝間式超コントロール思考。自分のできることがどんどん広がる→ストレスがなくなる→毎日が大満足。そんな毎日になったら最高ですよね。現実にはなかなか難しいけれど。期間限定で聴き放題プランに登場です。

    SHOKO

    オーディオブックは超コントロール思考にぴったりかも


    自分でコントロールして、時間を使っている感じです。人気の勝間和代さんの著書が聴き放題になる今、登録のチャンスですね。


    ブロトピ:こんな記事書きました!


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