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    shoko

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    2017年も残すところあと1週間。私には大きな変化や事件がなかったけれど毎日欠かさずに本を読み続けて、ブログを書き続けているから、神様がちょっとご褒美をあげようと思ってくれたのかもしれない。

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    1年で4冊の本に当選


    ブログ経由で3冊、読書メーター経由で1冊の本に当選。なんと4冊もの本のプレゼントに当たるなんて、なんて当たり年でしょう。宝くじ、買えば良かったかな。頂いた本の紹介をさせてもらいます。


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    もぐ∞


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    もぐのむげんだいじょうと読みます、私が毎日書いている食ブログがあるのですが、このはてなブログさんから頂いたもの。最果タヒさんのエッセイです。

    最果タヒさんのこと、正直この本に出会うまでは知りませんでした。普段は詩を書かれている方。だからなのかこのエッセイもなんだかとても哲学的に読み込めるところが沢山あるのです。

    私が思わず笑ってしまったり頷いてしまったりしたテーマをいくつか紹介します。

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    パフェはたべものの天才

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    この本の冒頭、このことばで始まる。

    控えめに言ってもパフェはたべものの天才。ケーキや和菓子といったものと並列だとは思っていけない。なぜならパフェにとってはケーキもアイスもワラビ餅も、具材でしかないからだ。概念のレイヤーが違う。

    うんうん、そうなの。私も最近そう思っていた。と、頷く人多いはず。

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    オムライスが好きは詭弁

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    私、詩人だけど、言葉を信じていないみたいです。他はともかくメニューの言葉は、とにかくまったく信じていない。

    オムライスが食べたいって思った時に頭に描いているオムライスっていうものがあって、だけど一言『オムライス』っていう言葉だけでは一体どんなオムライスが出てくるのか全くわからない。卵トロトロ系か薄焼きか、ケチャップライスか否か、鶏肉かベーコンか、とかね。

    『ハム』って言葉にも同じことが言える、ともタヒさんは言ってます。ハムって言ったときに思い浮かべるハムは、家で食べるあの薄っぺらい丸い形状のものなのだけど、実際にお店でのハムという定義は広すぎてどんなハムが出てくるかはわからない。

    言葉ってほんとうに、不確かなものだなって思う。特に日本語は。だけど、だからこそ面白いのではないかな、とタヒさんもわかっているのでしょうね。

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    ちくわ天という奇跡

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    ちくわ天、それはマイナスを0にする食べ物。0で終わらせる。とり天であればマイナスは0どころかプラスになるところを、ちくわ天はぴったり0に合わせることができてしまう。空腹になった分だけの満足を与え、そして立つ鳥跡を濁さずのごとく、なんのプラスも残さずに立ち去ってしまう。奇跡としか思えない。

    私がちくわ天デビューをしたのは実は今年なのだけど、ものすごくわかる。うどんを食べたい時の胃の具合に、とり天ではなくちくわ天。マイナスを0にする、そしてそれ以上にはならない。その力加減が絶妙なのがちくわ天なんだってわかる。

    こんな風にいちいち頷きながら一気読みしてしまうのが、この『もぐ∞』なのです。


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    Cool Veg 農家が提案する これからの野菜レシピ

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    有機野菜を作っているホマレ姉さんの野菜を使ったレシピ集です。楽しく、美味しく、お洒落に野菜を料理するための1冊。だから、簡単とか時短とかでは全然なくて、素材自体もこれどこに売ってるの?なんて思うような野菜もあったりするのです。本自体もお洒落でそのままキッチンに置いておいても絵になる。

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    早速このさつまいもとリンゴのソテーを作ってみたら、すごく美味しくてビックリ。野菜だけでご馳走が作れる、そんなレシピ集になっています。


    Cool Veg 農家が提案するこれからの野菜レシピ [ ホマレ姉さん ]

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    (2017/12/22 22:18時点)
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    グルメ漫画50年史 

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    食にまつわる著書が多い杉村啓さんがグルメ漫画150作品をピックアップして解説してくれています。

    私、漫画ってほとんど読まないのですが、食にまつわることは大好きなのでこれを読んでいたらグルメ漫画にかなり興味を持ちました。『めしにしましょう』とかの料理レベルなんてほんと高すぎて読まないではぐるめを語れないって思ってしまいます。

    グルメ漫画50年史 (星海社新書) [ 杉村 啓 ]

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    かがみの孤城

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    この作品は2017年ダ・ヴィンチ『BOOK OF THE YEAR』小説部門1位に輝きました。私も文句なく1位だと思う。ベースにファンタジー的な要素があるにも関わらず、読者は現実のこととして捉えながら読むことになる。大人もこどもも生きにくい世の中で頑張っているからこそ、この作品わ読んでいると胸が苦しくなって、熱くなって、そして勇気をもらう。

    これはただのファンタジー作品ではない。不登校のこどもたちの話、でもない。居場所をなくして生きることが辛くなったと感じる大人もきっと胸を熱くして入り込める作品だと思う。特に最後が素晴らしい。大人もこどもも生き苦しい場所で無理して頑張り続けなくていいんじゃない。きっとどこかに自分の居場所と理解者がいる。そんなメッセージをラストでもらった気がします。

    わたしが読了後に素直な気持ちで綴った感想がこれでした。なんだかまた読みたくなってしまったな。お正月のお休みで再読しよう。

    かがみの孤城 (一般書) [ 辻村 深月 ]

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    (2017/12/22 22:19時点)
    感想(7件)


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    1日に1度は読書でリセット


    読書の時間なんて取れないよ、と言う人もいると思います。だけど私にとっては本を読む時間は1日のうちで心をリセットできる大切な時間。その時間は他のことを考えずに作品の世界のことだけを考えられる時間だから。

    どうしても読書タイムがとれなければ、お風呂タイムが読書タイムに。これは賛否両論あるのはわかっているけれど、お風呂につかりながら本を読む時間は、まさに至福の時、なのです。
    こんな便利なアイテムがあるからね。リラックスして本を読むのにピッタリです。

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    おわりに

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    2017年4冊もの本を頂けたことに感謝しないではいられません。プレゼントしてもらったお礼にこの作品たちを私はどんどん広めていかなくては。気になった方はぜひとも手にとってみてくださいね。

    きっと年末年始も私は本を読んで過ごします。来年もまた沢山の作品に出会えますように。


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