【2019年4月読書レポート】私はまだハルキストにはなれない『騎士団長殺し』を読了して想うこと
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今月はずっと積読本になっていた村上春樹氏の『騎士団長殺し』をやっと読了しました。ちょうど文庫本化されたタイミングでもあり、再び話題が集まっていたこの作品。読み終えた瞬間は、ぐったり放心状態。まだまだ私の読力では及ばない、この独特な世界について少しだけ思いを述べてみました。
■目次
▶今月読んだ本
・今月の1冊 近藤 史恵【タルト・タタンの夢】
▶騎士...
book report in June 人の死とその距離について思う
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6月はとても重たい深いテーマについて考える機会を与えてもらった気がする。6月に読んだ本・美しい距離 山崎ナオコーラ・すべてがFになる 森博嗣・伊藤くんA to E 柚木麻子・女の子は明日も 飛鳥井千砂・女王はかえらない 降田天・名もなき毒 宮部みゆき・本屋さんのダイアナ 柚木麻子・アシンメトリー 飛鳥井千砂・スキップ 北村薫・堤清二 罪と業 児玉博・珈琲店タレーランの事件簿3 岡崎琢磨 ・珈琲店タレーランの...
book report in March
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3月に読んだ本・親指の恋人 石田衣良・星々たち 桜木紫乃・職業としての小説家 村上春樹・どちらかが彼女を殺した 東野圭吾・ブルースカイ 桜庭一樹・ギンイロノウタ 村田沙耶香・ボトルネック 米澤穂信・月光のスティグマ 中山七里・レイモンド・カーヴァー傑作選 レイモンド・カーヴァー・代償 伊岡瞬・風の歌を聴け 村上春樹・白馬山荘殺人事件 東野圭吾・無垢の領域 桜木紫乃・あなたは、誰かの大切な人 原田マ...